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今年のインフルエンザについて

インフルエンザワクチン接種が始まっていますが、今年は流行するのかどうかということが皆様の気になられているのではないでしょうか。ただし、その答えとしては、誰にもわからないというのが正直なところです。

 

去年のようにコロナ対策として多くの方がマスクや手指消毒などを心掛けた状態では、インフルエンザは流行しにくくなるのは間違いないと思います。今年7-9月、南半球のオーストラリアは冬ですが、インフルエンザは流行しなかったようです。一方でインドやバングラデシュでは夏にインフルエンザが流行しています(日本感染症学会HPを参照)。

 

この冬に日本でインフルエンザが流行するかどうかはやはりわかりません。ですので、特にインフルエンザによって重症化するリスクの高い方(65歳以上の方、5歳未満のお子様、肺気腫・COPD、間質性肺炎のような呼吸器の病気をお持ちの方、心臓・腎臓等の内科の病気をお持ちの方、免疫の低下するような病気をお持ちの方、妊娠中の方など)、そのような方とお住まいの方は積極的にインフルエンザワクチンを接種し、インフルエンザに感染した場合の重症化リスクをできるだけ低くするように備えて頂くのが望ましいのではないかと思います。

2021年10月26日
院長テレビ出演のご報告

10月14日の「TNCももち浜S特報ライブ」キクペディアのコーナーに院長が出演しました。

呼吸器専門医として、県内の新型コロナウイルス感染症の流行状況やワクチンの副反応などについてコメントしました。

コロナウイルス感染後に倦怠感、味覚・嗅覚障害、脱毛などの後遺症が長引く方が多いようです。

倦怠感や息切れなどの症状は薬で和らげることができますので、しょうがないと諦めずにぜひご相談ください。

 

2021年10月15日
気温低下と喘息との関係

10月ですが暖かい日々が続いています。しかし、天気予報によると今週末から最高気温が急激に低下することが予想されており、気管支喘息など呼吸器疾患をお持ちの方にとっては注意が必要です。

ある研究によりますと、前日までと比べて気温が低下すると喘息症状による救急受診が増え、特に65歳以上の方では秋に気温低下による症状悪化の影響が大きいことが報告されています(Environ Res. 2014;135:15-20)。

吸入ステロイドなどの日常の治療を欠かさないようくれぐれもお気を付けください。

2021年10月12日
開院しました。

10月1日によこやま内科開院しました。

地域の皆様にとって安心して通うことのできるクリニックを目指し、スタッフ一同頑張ります。

また、呼吸器疾患で悩まれる患者様に、より専門性の高い診療を行えるよう努力してまいります。

どうぞよろしくお願い致します。

2021年10月01日